教育・研修制度Training
当院は、透析に強みを持つ地域密着型病院として、透析看護のエキスパートの育成に取り組んでいます。教育体制では、クリニカルラダーと透析ラダーを並行して運用し、看護師としての基礎を固めながら透析の専門性を追求できるプログラムを用意しています。
看護師
新人看護師教育プログラム
新人さんが個々の個々のペースで成長できるよう、1年間サポートしています。入職後は、じっくり1ヶ月集合研修を行い、基礎知識を学ぶことからスタート、配属後も毎月集合研修を行い、知識・技術の習得とともに同期と話し合える環境を心がけ、研修プログラムを組んでいます。
プログラム(1年の流れ)
感染管理、医療安全、救急看護・・・・・
キャリア(クリニカルラダー)
透析看護ラダーレベル
資格取得支援制度
資格を取得するにあたり、生活との両立をサポートするため支援を積極的に行っています。(修学期間の給与保障や受講にかかる費用負担など)
- ジェネラリスト(臨床実習看護師)
- マネジメント(看護管理者)
- スペシャリスト(専門・認定看護師)
看護補助者
看護補助者とは、特別な資格や経験がなくても、看護チームの一員として患者に接しながら働けるやりがいのある仕事です。看護師のサポートをしたり、患者様のお世話をしたりと、医療現場には欠かせない存在となっております。
教育について(看護職研修)
教育目的
確かな技術とあたたかい心で、専門職としての自覚をもとに、AMG職員の役割を遂行できる人材を育成する。
教育目標
- 適切な看護・介護サービスを提供するために、幅広い知識と正確な技術を統合し、専門職としての役割や責務を果たす能力を育成する。
- より良い組織を作り上げていくために、役割認識を持った管理能力を育成する。
- 看護・介護の質を確保するために、看護・介護職を指導できる能力を育成する。
- 医療チームと協働・連携を図り、成果を出すための能力を育成する。
- 患者(利用者)・家族と信頼関係を保つためのより良い人間関係を築く能力を育成する。
- 論理的思考・問題解決思考に基づき、研究を考える力を育成する。
AMG看護スタッフのキャリア開発の考え方
看護本部では、AMGの理念である「愛し愛される病院」の看護・介護スタッフとして相応しい人材育成を目指している。この【AMG看護・介護スタッフのキャリア開発の考え方】では、看護・介護スタッフのキャリアを専門職群(ジェネラリスト)、管理・監督職群(マネジメント)、高度専門職群(スペシャリスト)の3つに分類し、各群における役割を明確にしている。病院・高齢者介護施設・訪問看護などで勤務している看護・介護スタッフ一人ひとりのキャリア開発に向けた指標としている。
※1 AMGでは、特定行為研修修了者は、専門職群・高度専門職群の両方に位置付ける。
※2 部長とは、看護部長・介護看護部長を指す。
ラダーバッジについて
到達を目指すレベルのラダーバッジを着用する。
クリニカルラダー | マネジメントラダー | ||||||||
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看護 | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | Ⅴ | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ |
バッジ | ホワイト | ブルー | グリーン | オレンジ | ピンク | グレー | レッド | ブラック | CNA |
※2 | ※3 | ※1 |
- ※1 看護クリニカルラダーレベルⅤおよび介護クリニカルラダーレベルⅤを獲得し、レベルを維持する者のバッジとする。カラーはピンク地にゴールドのリボンとする。
- ※2 准看護師に限り、看護クリニカルラダーレベルⅡを獲得し、レベルを維持する者のバッジとする。カラーはブルー地にゴールドのリボンとする。
- ※3 高齢者介護施設に所属する介護士(介護福祉士未取得者)に限り、介護クリニカルラダーレベルⅢを獲得し、レベルを維持する者のバッジとする。カラーはグリーン地にゴールドのリボンとする。